前

古い物ですがダメージは少なく金具も揃っていました。前面引き出しサイドの黒柿の細工がひときわ引き立ちます。

右側

中央部分にワレが見られます。てさげ部分は黒柿。

左側

小アタリ有り。

裏

ダメージほとんど無し。木目の美しさ、角の組子のすばらしい火鉢です。

猫板

桑の木でできていました。つまみ部分を指で移動できる様に加工。

猫板の下

下箱が壊れていましたので、新しく桐材で作りました。

キズあり

気になるほどのキズではありません。

炉と猫板の間におしゃれな装飾

この加工をノミ、ノコギリ、カンナで作った当時の技術に感動しました。

炉

炉の支えがありませんでしたので、新しく作りました。炭を使用する際に非常に大切な部分です。

炉

炉の銅板がかなりいたみ、穴が数カ所あいていたので銅板をはりかえました。

指掛けと天板をのせるとこんな感じです

天板の一部が欠けていました

天板の裏側が一部かけてます。しかし裏側ということもあり上記写真からもわかるように、見えない部分です。

引き出し

引き出しの中が経年のため黒くなっていたので塗りました。

引き出しの間の装飾

黒柿で作ってあり、職人技に感動です。

引き出しの間の装飾キズあり

経年によるキズですが、塗り直したため目立ちません。

キズあり

横部のワレですが、接着剤を入れて上から塗りました。

装飾

縦板と横板の合わせ目ですが、当時制作した職人さんの技に頭が下がります。